2023/11/14 18:18



京都で作陶をされる松田昴さん。

うつわのあやめ屋の企画展「丁寧な仕事を紡ぐ」

霜月にて松田昴さんが参加されます。

 

うつわのあやめ屋の企画展「丁寧な仕事を紡ぐ」は

私たちが毎日使い続ける器と、

日々もの作りを続ける作家さんの作品を繋いでいけたら

という思いから始まりました。

 

松田さんと初めてお会いした日は

土砂降りの京都でした。

ザーザーと降り仕切る雨の中

屈託のない笑顔で迎え入れてくださったのを覚えています。

 

私の緊張もスッと解けて

楽しく時間を過ごすことができました。 


今回、松田さんへのインタビューを通じて

陶芸家を志したきっかけや制作に関するお話を伺いました。





「20歳くらいの頃に何か一生の仕事に就こうと決め、

なんとなく陶芸の職人を養成する専門校に入りました。

 何か縁があったのか、十数年たった今ではこの仕事で良かったと思っています。」

と松田さん。


  


 「作品作りではイマジネーションや閃きで、

最初に浮かんだイメージとまったく違う方向に着地する事があります。

 何か自分の想像を超える作品が出来たような気がして、嬉しくなります。」  


 



 

私は松田さんの小鉢と織部釉のお皿を愛用しています。

お料理がよく映え大変使いやすいです。

使っていると松田さんの丁寧な仕事がよく伝わり

「大切に使いたいな。」と思わせてくれる器の一つです。

 

そして松田さんの器で個人的に好みなところがもう一つ。

それは器の裏にある松田さんの陶印です。

 

凛々しく一文字。

私は素敵なサインだと思っています。

 

  

最後になりましたが松田さんからお客様へ

メッセージをいただきました。 

 

京都在住で普段は関西での展示が多いのですが、

うつわのあやめ屋さんを通じて沢山の人と出会えたら嬉しいです。

来年からは東京や海外での展示会も増えるので

お会い出来る日を楽しみにしています。  松田昴